東大阪市上小阪より【2、3日前からトイレタンク?辺りから水漏れするので止水の蛇口で止めていた】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【タンクの中を見て再び閉めたところ、蛇口も聞かなくなりタンクの蓋辺りから水漏れして床に漏れている】との事です。
トイレそのものが古く既製品の洗浄管では合わないんで撤収しました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着してみると年齢が高齢の女性の方でした。話をしてみると依頼内容と違う話をされてたんで慎重に話を聞いてみました。
って言うのも最近ぼったくり水道業者の話が世間を賑わしててこちらが良かれと思って修理をしても後から娘さんや息子さんが出てきて同じ様に勘違いされて嚙み付かれるから…
こんな事を施工事例で言っても良いのかは分かりませんがぶっちゃけて言うとボケてる老人に言った言わないは通用せずボケてて1人だったら遠慮なしに『娘さんか息子さんか周りの人で話の分かる人に相談して下さい』って自分は言います。
トイレの品番確認
『話がかみ合わんなぁ~』って思いながらもトイレの品番確認はしときました。
TOTOのS536って品番でトイレタンクの修理は部品を交換すればなんとでもなるタイプです。
水漏れ箇所は?
今回の様な現場の場合自分は徹底的にお客様の話を聞きなるべく触りません。
水漏れ調査においてあれこれ触りながら1つづつ水漏れの可能性があるトコを直して行くのが定石なんですがお年寄りの場合は後から若いのが嚙みついてくる恐れがあるんでなるべく触らずに状況を確認します。
今回の場合はお客様の話では洗浄管からの水漏れって指を指してるんですがこの時点で依頼内容とズレがありますし、何よりも洗浄管が特殊な角度のヤツで常備してる物ではありませんでした。
他に気付いた事
他に気付いた事と言えば給水管がこの様に折れていました。連絡を頂いた依頼内容ならボールタップの交換かって感じなんですがボールタップの交換をするならここも交換しときたいトコではあります。
また便器と床を固定するボルトも折れててナットもどっかに行ってる状況でした。
そうなるとここも触りたいトコではありますが…
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?最低限の話がかみ合い説明が理解してもらえるなら自分も商売なんで修理をさせて頂きたいんですがこの現場では危険と判断して撤収させて頂きました。
現に先月に状況が分からないのにウチの事務員さんに嚙み付いてきた息子さんってのが居てたんで更に判断の基準を上げました。(その後の説明で謝って来はりましたがウチの事務員さんは傷付いたままです)
どちらにしても今回の現場はトイレの改修工事が一番リスクが無さそうなんで修理とどちらも説明しましたが…現場からは以上です。
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