大阪府東大阪市長堂より【キッチン 手洗器 排水詰まり】って依頼が舞い込んできました。
東大阪市で指定給水装置工事事業者の山川設備(指定番号 第891号)では飲食店の排水詰まり除去作業も承っております。
一般的な戸建住宅は勿論、難易度の高い店舗の排水詰まりを多種多様な道具を使って詰まりを解消させて行きます。トイレ 排水 下水 詰まり除去道具一式はこちらからどうぞ!
気になる作業料金もこの業界では珍しく明朗会計になっていますのでご確認下さい。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると手洗器は水が流れて行かず溜まったまんまの状態でした。
この時の詰まりの原因に考えられるのは目皿の詰まり、排水トラップの詰まり、排水管の詰まりが考えられます。
よく素人さんはここでスッポンをする人が居てますがあまり賛成は出来ません。
スッキリしたいならこのタイミングで排水トラップの下にバケツを置いて排水トラップの解体(分解)をお勧めします。
排水トラップ(U管)の解体をしても手洗器の水が抜けなければ片ツバ管か目皿の詰まりって確定出来ます。
また排水トラップの解体をした時にU管の中も目視で確認出来ます。
今回の現場では排水トラップの解体するまでも無く防臭キャップの隙間から水漏れが目視で確認出来たんで排水管の詰まりが確定します。
後はこの排水管の排水経路を確認すれば詰まりの原因を除去するだけです。
グリストラップと近くの排水桝の蓋を開けて確認します。
普段からちゃんと掃除をしてどの排水管が何処の出口に辿り着くのかを確認してれば解決するのも早いんですがお客様でそれが出来てる人は少ないです。
ドレンクリーナーで通管作業
『排水桝を経由してなかったらおもろいのに』って思いながらドレンクリーナーで通管作業して行きます。
今回の依頼内容は手洗器の排水詰まりで『最低限』ってキーワードが出てますから手洗器の排水詰まりを除去したら終了です。
皆さん、気付いてます?排水桝が詰まってグリストラップのメイン管が詰まってるのを(苦笑)
8mmのワイヤーをチョイスして通したんですが排水桝を経由しておらず直接グリストラップのワイヤーが到達しました。
これで排水桝も詰まってるけどお客様は気付いておらず『最低限』って言っちゃってるから作業が出来ません。
水道メンテナンス会社経由の案件なんで最短距離で依頼内容のみを解消させます。
グリストラップからの通管作業
この写真を見れば分かる様に排水桝の蓋は閉じてグリストラップからの通管作業となっています。
グリストラップから8mmのワイヤーを通して行くんですがせっかくなんで秘密兵器も使ってみたいと思います。
ワイヤーは8mmのまんまヘッドをグリスカッターに交換しました。
グリスカッターを使った場合は継手までしか通しませんが横引排水管に溜まった油脂の塊がゴロゴロ出てきます(笑)
通水テスト
ホースで直接通水テストをしながら確認します。
手洗器側からも通水テストをしながら通管作業をして行きます。
排水経路の確認
作業をしながらちょっと気になる排水経路の確認もしました。
8mmのワイヤーをヘッド交換する前に気付いた違和感の答え合わせをして行きます。
グリストラップに到達する排水管と埋設で接続してる事が分かりました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?1度閉店後にでも高圧洗浄機を使って洗管作業を店舗全体やれば良いんですが(苦笑)
依頼内容の手洗器の排水詰まりは解消して水がジャンジャン流れる様になりましたが排水桝の状況を考えるとすぐに別の場所で排水管が詰まると予想出来ます。
毎日使ってると排水の流れが悪くなってるのに気付きにくいんで定期的に排水管の定期清掃をした方が良いと思います。
現場からは以上です。