最近よく詰まっている東大阪市御厨南の賃貸マンションの1室の裏隣りの部屋を見に行ったパイセンから『山川!ビンゴやわ!裏隣りの部屋が詰まってるわ!』って連絡がありました。
昨日の管内カメラ調査で裏隣りの部屋と排水が繋がっている事が判明してパイセンが現場調査に行ってみてトイレを流すといきなり溢れそうになり床の排水口からも水が逆流してきたそうです。
3点ユニットの排水詰まりなんですがローポンプ作業でダメで電動フレキシロッダーFREで通管作業しました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
関連記事
【トイレを流すとお風呂から出てくる 3点ユニットの全詰まり案件】
【トイレ詰まり 昨日の夜に詰まってスッポンしたら直ったけど…?】
【3点ユニットのトイレ詰まりが再発!ワイヤーが絡めとった異物?】
【3点ユニットのトイレ詰まりが再発 視点を変えて管内カメラ確認】
まずは状況確認から
現場に到着するかしないかのタイミングで昨日まで行ってた入居者様から直接電話があり『浴室がエラい事になっている!』との事です。
まずは連絡をくれた入居者様に挨拶して『今から裏隣りの部屋で作業するからちょっと音がする』って断りを入れました。
そのタイミングで入居者様のトイレを見ると床の排水口が溢れていました。
さて、502のトイレを覗くと床の排水口が溢れてしまっているんですが退去後の洗いをしてないからか排水口はカッピカピになってたそうです。
便器の水は引いていましたが浴室の排水口は詰まってる状態でした。
ローポンプ作業を試してみる
浴槽と手洗いに水を溜めて床の排水口からローポンプ作業をしてみますが引いても引いても黒色の異物は出てきますが抜けません。
503号室も床が溢れてるんでこれ以上はヤバいんで便器を外す事にしました。
ちなみにこの便器はローポンプ作業をしても上手く圧が掛からないんです。
電動フレキシロッダーFREで通管作業
そんな訳で便器を外してみたんですが床の排水管は水がパンパかちんになっていました。
そうそう、今日はパイセンも立ち会ってくれてるんで説明しながらの作業なんで後から説明する事を思えば楽ちんです。
電動フレキシロッダーFREで10mmのワイヤーにドロップヘッドのセットからスタートしました。
ワイヤーを通して行くとやはり入って行かないトコがありワイヤーを戻して行くと急に堰切った様に流れ始めました。
パイセンに動画を撮影してもらってたんですが503の水位を見に行ってもらってる間に抜けちゃったんで抜けた瞬間の動画は撮れてません(苦笑)
抜けたタイミングでドロップヘッド大からブレードカッター57に変更して更に通管作業をします。
縦管の音も確認しながらワイヤーを進めて行きます。ブレードカッター57に変更してからは逆回転させて縦管までを通管作業しました。
十分な通水テスト
502の便器を外したまんま直接トイレットペーパーを流す通水テストをします。
次に503からも浴槽の水を溜めて一気に流しながらトイレットペーパーを流す通水テストをします。
どちらも順調に流れているんですが502のキッチンの水を流すとトイレの排水管に逆流する事が判明しました。
通水テストの結果、問題なかったんでトイレの復旧をして行きます。
洗浄管の接続部分の水漏れがあったんですが『洗いのタイミングでパッキンの交換をしよう』とパイセンが言ったのでパイプスペースの止水栓を閉めて作業は終了です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?これで連日続いてた503のトイレ詰まりの原因が解消したのかしてないのか(苦笑)
とりあえず502と503の両室の排水詰まりは解消出来ました。
これでダメならどないすんねやろ?ユニットをめくるか(笑)現場からは以上です。