吹田市千里山東より【手洗いの詰まり】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【店舗スタッフが清掃に使用していたペーパータオルを便器から流してしまったのが原因】との事です。
管理会社様の連絡では『トイレの詰まり』って聞いてたんですが依頼書を確認すると手洗いの詰まりってなってるから『世の中には店舗のトイレ詰まりを手洗い詰まりって言う人が居てるんやなぁ~』って思いながら現場に急行ししました。
そう言えば『お手洗い借ります』って言う人、たまに居てますもんね(笑)
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
参考記事
【トイレつまり修理を山川設備に頼むとホンマにローポンプ作業のみで解消させるんかを検証した結果…】(別の現場 YouTube)
【超節水 タンクレストイレ 詰まり 除去もローポンプ作業】(本館サイト)
【ローポンプ作業で解決しないトイレつまりの代表は尿取りパッド(苦笑)大阪市中央区谷町編外すの怖いパターン…】(本館サイト)
まずは状況確認から
現場に到着するとトイレのドアに使用不可の貼り紙がありました。
いつから詰まらせたのか分かりませんが開店準備中の時間なんですが仕込みと営業中の従業員さんは別々のお店なんで敢えて貼り紙をしてるんやと思います。
ドアを開けてトイレに入ろうとすると床が水浸しになってました。恐らく便器から水が溢れてほったらかしにしてたんやと思います。
1階のお店ならそれでも良いんですがこのお店は2階なんで階下漏水の可能性があるから拭き掃除しといた方が良いと思いました。
早速便器を見てみると汚物まみれでもありませんし、水位も下がってますから落ち着いて調査が出来ます。
トイレの品番確認
吞気にトイレの品番確認をしようとしてウォシュレットの蓋を閉めたら割れてる事に気が付いて写真に収めておきます。
トイレタンクの品番はTOTO SH370BAでした。このトイレタンクは部品が出回ってるんで修繕が割と簡単で即日対応が可能です。
便器の品番を確認するとTOTO CS370なんが確認出来ました。
まっ、便器脱着作業が簡単なタイプです。
このタイミングで便器に水を流すと溢れそうになったんでまだ詰まってる事が確認出来ました。
トイレットペーパーは溶けるから勝手に解消する事もありますがペーパータオルは恐らく溶けないか溶けるスピードが遅いんやと思います。
ローポンプ作業をやってみよう
先日、杉ちゃんに教わったタイマー機能でローポンプと自撮りしてみました。
山川設備に依頼して『山川さん指名で❣』って言えばこの男がきます。(指名しなくてもこの男が来る時もある)
この男(筆者ですが何か?)恐らくローポンプ作業をさせれば解消率で言うと日本一かもしれません。
ただ、たまにお客様に動画を撮らせたりする無茶を言ってきます(笑)
今回もアッサリと解消させたんでお客様は大喜びです。
トイレットペーパーを流す通水テスト
さて、この現場、問題はここからでして…トイレットペーパーを流す通水テストをしたんですが何か流れが悪いんです。
トイレットペーパーが残れば自信満々で便器を外すんですが最後の最後でトイレットペーパーも流れます。
駄菓子菓子、隣のトイレと比べてみても明らかに流れが悪いんです。
『はてさてどうしたもんかな?』なんて思いながら管理会社様に判断を仰ぎます。
何で管理会社様に判断を委ねるか?って言うのは作業料金の問題があるからなんです。
まとめ
そんな訳でどないでしたか?結局便器は外さない方向になりました。この報告をせずに便器を外しても作業費用は出ませんし再発すると瑕疵工事扱いになっちゃいますから(苦笑)
この判断さえ管理会社様にさせたら責任は知ったこっちゃありません。
ぶっちゃけた話で言うと外しても何も出てこない可能性もあって便器がくたびれてるだけかもしれませんしね(笑)現場からは以上です。