高槻市宮野町より【厨房排水配管が詰まってる キッチンの排水溝の詰まり 即日対応】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【厨房内真ん中の排水溝が詰まってる】との事でした。
現場に向かってる間に雨も降ってきたので『高圧洗浄機は使いたくないなぁ~』なんて思いながら『時間も夕方やし電動フレキシロッダーCREでブレードカッターパターンが良いなぁ~』って思っていました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
関連記事
【キッチン排水詰まり 新兵器を装着するもビビったパターン(苦笑)】
まずは詰まりの状況確認から
現場には予定より早く到着出来たんでお客様には大変喜ばれました。
女性店員さんが『こっちこっち!毎年冬になったら詰まるねん!』って教えてくれました。
早速長いゴム手袋をして排水溝がどんな感じなんか確認します。
手前と左右に排水管が確認出来たんですが始めてのお店なんで女性店員さんに『これ、どっち向かってるか知ってますか?』って聞きました。
お店に入る前にグリストラップの位置は確認してたから『手前だろうな』って思ってたんですが念の為に確認しました。
『こっちに向かってるんやで!』って教えてくれた方向がビンゴやったんで助かります。
電動フレキシロッダーCREの準備
今回は手を突っ込んで排水管が100っぽかったんで電動フレキシロッダーCREで通管作業をする事にしました。
多分、グリストラップ側からの洗管作業の方が良いんでしょうが雨が降ってたんと夕方やったんで高圧洗浄機は使いたくありませんでした。
10mmのワイヤーに最初からブレードカッター75を装着しました。
正直、排水経路が分かってない時点でのブレードカッターは怖いんですが(苦笑)
電動フレキシロッダーCREで通管作業
こんなポジショニングで通管作業を開始します。飲食店の皆様へお願いしたいのは自分のお店の排水経路位はどっちに流れているのか分かっといて頂けると幸いです。
今回の現場でも女性店員さんの一言で無駄な調査をする事無く答えに向かえましたから。
グリストラップに到達するかしないかの付近の油脂の塊を崩した瞬間に排水は流れ始めました。
このタイミングで各シンクの水栓から水を流し通水テストをしながらの通管作業に切り替えました。
ワイヤーを戻しながら他に異物は無いか集中しましたが行きもそうですが帰りもスッカスカの手応えでした。
まとめ
お客様排水溝って言ってたけど『排水マスじゃね?』なんて思いながら見てたら排水マスも崩壊してるんでこれも排水つまりの原因と思います。
このチェーン店で物凄い数の排水つまりの事案がある筈なんですが定期清掃のアイデアは無いみたいです。
営業中に詰まる事を考えたら定期清掃する方が良いと思うんですが…(苦笑)
現場からは以上です。