大阪府和泉市池田下町より【店舗設備 散水栓 破損の為 水漏れ 修理をお願い致します】って依頼が舞い込んできました。
水道メンテナンス会社経由の案件なんですが『現在水道メーターのバルブで全体止水をしてる』って言うから『すぐには行けない、19:00前後の到着になりそう』って返事をしたんですが『それでも良いから行ってくれ』って感じです。
『全体止水をしてるのに待つんや(苦笑)』って思いましたが堺市に居てたんで手が空いてから向かいました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると既に真っ暗になってました。もう秋になってきましたねぇ~!
駐車場に入った瞬間から『全体止水をしてるくらいやから何処か水浸しになってるんやろなぁ~』って注意深く店の周りを確認します。
でも、何処も水浸しになっておらず駐車場の奥に車を止めて散水栓を見付けたんですが水浸しになってません。
店長さんに挨拶をして散水栓まで一緒に移動すると車を止めた側の散水栓でした。
『まだ水道メーターのバルブを閉めてるんですか?』って聞くと『水浸しになったんは数日前で部品交換して今は使えてる』って事です。
詳しい内容は…
元々散水栓は共用水栓上部が付いてて共用カギで開栓してたそうです。
それがバイトが触った時に外れたらしく噴水になったそうです。
スピンドルを見せられてその時の写真も見せられたんですが、その後どこかでハンドルセットを借りてきて取り付けたそうです。
『ほな、もう良いんとちゃいます?』って行ったら『せっかく来てくれたんやからハンドルセットも借りもんやし返さなアカンからカギ式に交換して』って言われました。
散水栓のハンドルセットを解体
まずは邪魔になるホース類を解体撤去します。
店長さんが『借りもんや』って言ってたハンドルセットを解体撤去します。
共用水栓上部に交換
共用水栓上部を準備して取り付けて行きます。噴水状態になってハンドルセットに交換出来たんやから店長さんは自分でも出来ると思うんですが…(苦笑)
SANEIのPR16S-13を持っていたんで取り付けました。
もし、合わなかったらハンドルセットを新しい物に交換して返すって言ってましたが(笑)
後はホースカラン先を散水栓に取り付けて作業は終了です。
念の為に通水テストをしてホースカラン先とホース接続部分からの水漏れが無いかの確認はしています。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?店長さんが言ってる事がホンマなら『全体止水をしてる』って言われてんのに数日間ほったらかしにしてた事になります。
さすがに飲食店じゃないとは言ってもトイレも使えない状態やからほったらかしにはせんと思うんですが(苦笑)
店長さんがハンドルセットを自分で取り付けてたから慌てんかったんかなぁ~?
現場からは以上です。