グリストラップ 1日10回溢れる 洗い物が出来ない 一旦吸引希望
大阪市阿倍野区昭和町より【グリストラップ 1日10回溢れる 洗い物が出来ない 一旦吸引希望】って依頼が舞い込んできました。
お持ち帰り専門店で店舗内にはお客様が誰一人居ないんでノビノビ作業をする事が出来ました。
置き型のグリストラップで無理な配管をしてるんで詰まるべくして詰まっていました。
清掃方法もダメでした。
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から

【到着時の状況 グリストラップ詰まり】
現場に到達すると既にグリストラップの蓋は外されていました。
どうやら汲み出しながら洗い物をされてたみたいです。

【掃除点検口の蓋を外す】
さて、掃除点検口の蓋を恐る恐る開けて行きます。
これで詰まりがグリストラップから下流側なんかトラップ管なんかが判明します。
今回はグリストラップから下流側が詰まってました。
電動フレキシロッダーCREで通管作業

【電動フレキシロッダーCRE】
最終桝も確認してたんですがそこまでの経路が分からないし、そもそもビルインやしでグリストラップから下流側に電動フレキシロッダーCREでワイヤーで通管作業する事にしました。

【グリスカッター37に変更】
75からわざわざ50に落としてるんでグリスカッター37に変更しました。

【通管作業中】
この写真を撮ってからすぐに作業を開始したんですがUターンしてすぐのトコで詰まりは解消しました。
これが答えならフレックスシャフトK9-102で通管作業した方が綺麗に出来るから良かったのに…
通水テスト

【通水テスト中】
まずは掃除点検口の蓋を外したまま通水テストを暫くしました。

【掃除点検口の蓋をして通水テスト】
次に掃除点検口の蓋をして更に通水テストを続けます。
蓋をして流れが悪かったらまだ油脂の塊が残ってて閉塞気味やと言う事です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
置き型のグリストラップの裏から壁の中に配管が入っていたんですが、その辺りからワイヤーは入って行かなくなりました。
割と近くで詰まりが抜けたから良かったんですが8mmワイヤーの方が先に進んだかも知れません。
ってか、何で75から50に絞ってるん?
現場からは以上です。