①ドリンク場単水栓吐水口から水漏れ②シンク下排水管から水漏れ
和泉市いぶき野より【①ドリンク場単水栓吐水口から水漏れ②シンク下排水管から水漏れ】って依頼が舞い込んできました。
①のドリンク場単水栓吐水口から水漏れは楽勝でしたが②のシンク下排水管から水漏れは少し苦労をしました。
結局は元請けの水道メンテナンス会社の担当者様の指示で禁断の荒技で直しましたが(笑)
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着してまずは①の症状を確認しました。
なるほど吐水口から水がツーって感じに漏れてました。
次に②のシンク下の水漏れを確認しました。
水漏れ箇所は排水栓とシンクの間からの水漏れでした。
単水栓の水漏れ修理
止水栓を閉めてハンドル上部を外してケレップも外しました。
スピンドルのネジ部分を確認するとまだ綺麗な状態です。
そこで新しいケレップのみを交換する事にしました。
こんな感じの場合はケレップを交換してダメなら水栓の交換になります。
止水栓を開栓してハンドルを操作してると水漏れは止まりました。
皆さんが大好きなパッキンの経年劣化でした。
排水栓の解体撤去
次に②の修理をして行きます。
まずは専用の工具を使って排水栓の解体撤去をして行きます。
排水栓を外すとアフレの排水蛇腹ホースが詰まってるのが確認出来ました。
キッチンペーパーとマイナスドライバーを使ってバクテリアの塊を掻き出して除去しときました。
パッキンの交換も試しましたが水漏れが止まらなかったんで排水栓の何処かが割れてるのかと諦めました。
排水栓の交換
自分が車に積んでるのはSANEIのH6511って排水栓です。
これだとアフレがあってもなかっても対応出来ますし、ユニオンナットが40でも50でも対応が出来ます。
交換した事を分かる様に比較の写真を撮っておきます。
排水栓ごと交換したんですが残念ながら水漏れは止まりません。
そうなってくると原因はあと一つ。
水漏れの原因
排水栓を再度外して下から光を当ててピンホールを見付けました。
最初のピンホールはとある材料を使って塞いだんですが残念ながらもう一箇所穴を発見しちゃいました。
ここはアールがあるんでとある材料では少し厳しい。
禁断のコーキング
他にもピンホールがあるかもしれないんで元請けの水道メンテナンス会社の担当者様の指示でコーキングで応急処置をする事になりました。
いわゆるコーキングのミルフィーユ状態を作ります。
シンクと排水栓の隙間にもコーキングを入れて行きます。
この作業の弱点はコーキングは数年でダメになるし、次回外したら嫌でも凹凸が出来て一生水漏れが止まらなくなります。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
シンクの交換が大正解なんですが厨房のシンクって発注してもなかなか時間が掛かるからこんな感じの応急処置をしてます。
たまにバカな店舗はこれで直ったと勘違いして数年後に痛い目をみます。
そうならない様にちゃっちゃと次のシンクを用意して下さい。
現場からは以上です。