店舗の床に水が上がってきているが何処から水が出て来てるのか？

大阪市東住吉区針中野より【店舗の床に水が上がってきているが何処から水が出て来てるのか分からない】って依頼が舞い込んできました。

 

もう少し詳しく言うと【以前、排水詰まりで対応してもらったとの事】って感じのリピーター様からの依頼でした。

 

『やっぱ、詰まるんやなぁ～』って思いながら現場に急行しました。

 

では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

 

前回の作業はこちら【喫茶店 排水管 詰まり気味 清掃希望 流れが悪くなっている】

 

 

電動フレキシロッダーＦＲＥを使って通管作業

 

 

洗い場シンクの下を確認すると排水詰まりによる逆流での水漏れって事が判明したんで掃除点検口から電動フレキシロッダーＦＲＥを使って通管作業をして行きます。

 

この掃除点検口は４０の排水管なんで８ｍｍのワイヤーをチョイスしました。

 

 

この掃除点検口、接着が上手く行ってないので落ちてて排水管が逆勾配になっています。

 

洗い場シンクの排水管は５０の排水管なんでそちらからは１０ｍｍのワイヤーを入れれるんですがトンボ配管で上手にワイヤーを通して行かなあきません。

 

 

排水管の切換工事

 

 

やはりやっつけ仕事では排水詰まりを起こすんでちょっと面倒ですが排水管の切換工事をして行きます。

 

まずは床を開口して排水管を切り替えして行きます。

 

 

排水管の立ち上がりを１つ増やす作業をしました。

 

右の排水管は製氷機のドレン配管で１番最上流となっています。

 

 

手元にホルソーが無かったんでこんな感じで排水管を立ち上げてネタ入れ補強をしての開口補修となっています。

 

掃除点検口の方はほぼ使わなくなるのでキャップをしました。

 

 

こんな感じで排水管を立ち上げたんで次回排水管が詰まったら右の排水管から１０ｍｍのワイヤーを通して簡単に通管作業が出来ると思います。

 

 

通水テストをしながらの通管作業に切り替え

 

排水管を切換工事を済ませてから割と長い間通水テストをしながらの通管作業をしました。

 

掃除点検口側に水漏れが無いかの確認も同時に行っております。

 

 

今後の対応

 

前回の作業時にもお客様にお伝えしてるんですがビルの排水管が詰まりかけているのでビルのオーナー様に高圧洗浄機を使った洗管作業させた方が良いと再度お伝えしました。

 

ただ、道路に面したビルで歩道に見張りも立てたりせなアカンから出来る業者さんは限られているとは思います。

 

勿論、山川設備の装備でもやってやれない事はありませんが前もって日時を決めておかないと対応出来ません。

 

ってか、まずはオーナー様に誰かが言わないとずっとこのままやと思います。

 

 

まとめ

 

そんな訳でいかがでしたか？特に油物を扱う飲食店でも無いので舐めてましたがやはり今回の様に排水詰まりがあると『トンボ配管なんてするもんじゃないなぁ～』って感じです。

 

埋設で他業者さんがやってるのは何度も見てるんですがアカンもんは多少でもあきません（苦笑）

 

現場からは以上です。